☆龍笛〜新年初稽古・新たな出逢い☆

☆ガGラ〃

2013年01月21日 15:16






昨日の新年初のお稽古に凄い人が現れた!

そのヒトは3年前、突然龍笛を手に入れられ、何かの導きにより昨年の11月より武田先生の元で龍笛を習い始めたという


最近我々の自主練習が増えたのはこのせいだったのか…(苦笑)


そのヒトは雪の山道を50分かけて来られたという
(帰宅後地図で見たら確かにかなり遠かった汗)


龍笛を習い始めて、初めて出会った神主さん以外の龍笛奏者


未だに責音(高音)に迷いのある私を他所にそのヒトはピーピーとカン高い責音を意図も簡単に鳴らしていた


またそのヒトは神社や聖域を巡るのが好きで、十日間寝泊まりを車中で過ごしながら九州の高千穂までも行っちゃうヒトと聞いて、開いた口が塞がらなかった…


そのヒトは羽黒山の山伏修行もされており神子(みこ)名もお持ちだった


そんな武田先生の秘蔵っ子に、なんかニックネームを付けてって言われた私はとっさに「ダリアさん」と言ったら、そのヒトはあからさまに顔をしかめていた

それからしばらく議論は続いたが、やはり龍王武田先生のお弟子さんという事で、雅楽名銀龍さん…通称お銀さんがいいのではと…






という事で、そのお銀さんですが、肉魚を食しない方と聞いたのですが、今回の練習後の宮司鍋

マグロの目ん玉煮鍋のまさに眼球部分を「玉子?」とか言って食してしまったのには、目ん玉が飛び出すほど驚いた

お銀さんのおかげで、まさに今回のお鍋の目玉を食べずに済んで助かりました






そして、その後出て来た一見チゲ鍋風のトマト鍋






これは絶妙な味のバランスで、なんとソーセージ入り
\(^o^)/

お銀さんはソーセージを食べると気持ちが悪くなるというので、あの魚の眼球を食べてもらったお礼としてバクバクとソーセージを頂いた


6本目にきて私もなんだか気持ち悪くなった…汗

なのでこれからはソーセージは三本までと決めました






残ったスープにご飯を入れてリゾットにし、お腹パンパンの所に、まるごと干し芋をご馳走になった

これは栃木産で、結構なお値段らしい

干し芋のくせにホクホクとしてて美味しかった






そして、もう一つの珍品

「りんごだよ」と言われて食べれば
「なんだか和梨みたいですね」
となり

「梨だよ」と言われて食べれば
「んまぐない梨だごど」
と思ってしまうなんだかヘンチクリンな【見た目リンゴ、味和梨】という朝日町だったか朝日村の産物らしい



お食事会も済み

後片付けが終わった後も、お銀さんと私は居残り、場所をプライベートキッチンに移しコーヒーを頂いていると、隣の部屋でいつの間にか寝ていた宮司が
「何フーフー言ってんだコノヤロー」
という自分の寝言の怒鳴り声で目を覚まし(苦笑)キッチンへとやって来たかと思ったら…

はらほろさんに電話し始める…(苦笑)

はらほろさんも飲んでたらしく
「美佐子さん(宮司さんの奥さん)に電話代わります」と言ったら

「ミサコは今、風呂に入ってます」
と訳の分からない事を言い、話の噛み合わないまま美佐子さんに電話を代わってもらった

午後3時から午前0時の9時間…
イヤハヤナントモな初稽古な日でした



ベッタリお銀さんに貼り付く籠ちゃん(笑)


実はこの時、もう一羽のフクロウの福ちゃんと目が合い、カツカツとクチバシを鳴らして威嚇したのを、お銀さんは「さっき食べさせたエサの骨がノドにでも引っ掛かったのかしら…」と心配されていたが(いいヒトだ)
我々はお銀さんに恐怖を与えまいとその真相を明かさないままやり過ごした



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